2017秋学期 水曜 図書館建築論 2週目
前回までのあらすじ
今回は世界の図書館、および国内の図書館を建築目線で紹介していくだけの授業だった
以下、メモをまとめてみる。
海外の図書館建築
耐震性の考慮された建築なのか?
- 本が取りやすい
- 見やすい
- しかし落下しにくい
を実現するには?どうすればいいのだろう?
ホセ バスコンセロス図書館(メキシコ)
吊り下げ式(?!)の書架が特徴
日本でこれをやろうとすると建築基準法 消防法に引っかかる
=>建築のうち、図書館なんて特に燃えやすい
だから、火災が起こったときのために防火シャッターをつけねばならぬ
本がない図書館
韓国 国立デジタル図書館
本というメディアを取り払った図書館
PCがずらっと並んでいるが……???
国立国会図書館
すべての出版物が収蔵
同人誌もある程度の規模になると収蔵する義務が生じるとかなんとか……??
山梨県立図書館
開放的 一般人にあまねく使用される
「しかしそれは必要なのか?」
「甲府市立図書館とユーザを取り合うことになるのでは?」
「国会図書館などのように、資料保存としての図書館を各行政ごとに一つ程度持つべきなのでは」
とのことだった。
帰路によく利用していた身としては、それもまた一理あると思った。立地の関係で、図書館には常に若者が溢れてるが、それは勉強するためのスペースを求めてのことであり、必ずしも図書を利用しているかというとそうではない。逆に、他の利用者のサービスの妨げになっているかもしれない。
しかしこれを解決するには、彼らに勉強するスペースを提供してあげればいいだけの話。行政に働きかけることが必要になってくると思う。